県内のお客様より・・・
クーラーコンデンサーの製作依頼です。
コチラが入庫したクーラーコンデンサーです。
純正品は「ビックリするほど高額!!」っとの事でして・・・ 当社にてリビルトクーラーコンデンサーを製作する事になりました。
リビルト品を製作しますので、赤マルの部品などは取り外して再利用します。
コチラは、採寸して製作した新品のコア×2です。
今回、お客様がタイプの異なる2つのコンデンサーを2つ同時に持ち込みましたので、2つ同時に製作して納品する予定です。
今回、リビルトを製作するにあたり、ちょっと問題がありまして・・・
コチラはお客様が持ち込まれた古いクーラーコンデンサーですが・・・
メーカーの規格違いで、コアの厚みを同じにする事が出来ませんでした。
社外コアメーカーの厚みは16mm。 純正コアの厚みは25mm。
その厚みの違いを補うために、コアの面積を大きくしました。
上に20mm、下に50mm 延長。
取り付けスペースを考慮して、可能な限りギリギリまで広げました。
因みに、お客さんのアイディアです。Nice!!
早速、再利用する部品を炙り取ります。
ユニオンは新品を使います。
いきなりですが、完成です。
最後にチッソで20キロの圧力を掛けて検査しました。
一発合格でした。
更に、もう一台を製作します。
コッチは16mmの厚みなので、何ら問題ないです。
赤マルの部品は全て外します。
アルミは溶けやすいので、取り外す時は細心の注意を払います。
ココが今回 一番の難所。
この部品を溶かさない様に炙り取って、更にこの部品を新品のコアに、この隙間からガス溶接(アルミロウ付け)します。
新品のコアです。
取り外した部品達です。
キレイにします。
いきなりですが、完成です。
ココは楽勝でしたが・・・
ココも楽勝でした。 ・・・もう慣れたみたいです。
ありがとうございました。
カーエアコンの修理・点検はお近くの電装整備工場へ
南西ラジエーター工業でした。